現場所長を目指して静かに燃える
工事部 30歳代 4年目社員
少数精鋭だからこそ、 風通しがよく何でも協力し合う環境。

ある一日のスケジュール(建設期間中の一日)
- 8:00
- 朝礼
- その日の作業内容や、搬入される資材の情報を全体で共有します。
- 8:30
- 工事
- 作業がスムーズに進むよう、現場全体に目を光らせます。昼休憩のほか、午前と午後にそれぞれ30分ずつ小休憩を挟みます。
- 13:00
- 手続きのため役所へ
- 作業が滞りなく進行しているようであれば、タイミングを見計らって役所へ申請に行きます。
- 17:30
- 打ち合わせ
- その週の各個人の予定や、現場で問題が起きていないかなどを報告します。別チームで人手が不足していれば、自分のチームからヘルプを回すこともあります。
- 19:00
- 業務終了
- 帰宅後、家事が一通り終わったら翌日に備えて早めに就寝します。

現在の業務内容について教えてください。
全体の進行を司る、司令塔的な役割
チームの次席として、マンションなどの物件を建てる際の、司令塔的な役割を担っています。自身で施工をするのではなく、現場の進行状況の把握や検査といった、管理の役割がメインです。ひとつの現場に30~40名くらいのスタッフがいるので常に全体に目を光らせて、何か問題はないか、どうしたらみんなが問題なく仕事を進められるかを意識しています。また、イレギュラーが発生した際は対処法を検討したり、予定通り進まなかったという結果を踏まえ次にどう活かすかを考えたりするのも仕事のうちです。書類作成などの事務作業を行うこともありますが、業務時間の7~8割くらいは現場にいます。
今後は、建築施工管理技士2級の資格を取得するとともに、所長のポジションを目指したいです。

どのような経緯で坂入産業グループに入社したのですか?
現場での仕事ぶりが評価され、派遣社員から正社員へ
就職活動で、建設に特化した派遣会社のスタッフとして採用されたのがきっかけです。私はもとから現場の仕事がしたかったというわけではなく、学校も建築系のところではなかったので、研修を終えて現場に行くまではまったくの未経験でした。
そして採用後、坂入産業グループのひとつである坂入建設の現場に派遣されるようになりました。働いているうちに会社から「正社員として働かないか」と声をかけていただき、現在にいたります。
実際に仕事をしてみて強く感じたのは、「現場では色々なことをやらなければいけない」ということです。様々な物事が同時に進行していく現場では、何かひとつに集中するのではなく、広い視野を持つ必要があります。どちらかと言えばマルチタスクに近い感覚かもしれません。

仕事において意識していることはなんですか?
その時々で最善の選択を
マンション建設の過程では、予期せぬ事態がつきものです。例えば土地の形状が特殊だったり、現場が狭い住宅街の中にあるため資材の搬入が難しかったり…。また、工事の音がうるさくなりそうであれば防音シートを重ねて使用するなど、その時々で臨機応変に対応しなければなりません。
そのほか、時期によって気を付けるべきポイントもあります。夏だったら水分を多く取るようにとか、雨や雪の日は外壁の塗装ができないので家具の組み立てを優先するとかですね。
苦労もありますが、数年かけて大きい建物を作る仕事なので、いずれも完成物を目の当たりにしたときの達成感はひとしおです。

会社や現場の雰囲気はいかがですか?
一致団結した、明るい雰囲気
現在の工事部は6人と、少人数です。その分、みんなで協力し合って仲よくやっていこうという前向きな雰囲気があります。マンションの建設にあたっては、施工前であれば申請書類、完成直前には検査結果の書類と、様々な書類を作成しなければならないので、うまく分担しています。
現場の雰囲気も社内と同様、明るいですね。毎回同じ業者様と仕事をしているためスタッフのほとんどが顔見知りで、長い方だと1年以上一緒に働く場合もあります。進捗状況と照らし合わせながら適宜打ち合わせや相談をして、全体で連携を取っています。